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東陽フェニックスAチーム、第71回江東大会三回戦深川ホークス

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東陽フェニックスAチーム、第71回江東大会三回戦深川ホークス!

 

4月29日(土)の昭和の日の祝日の8時から、夢の島6面にて第71回江東大会三回戦東陽フェニックス対深川ホークスの一戦が行われ、1回裏の無死満塁のピンチを、緊急リリーフしたキャプテン八木大地が三者連続三振の離れ業で1失点で切り抜けると、徐々に地力を発揮した東陽フェニックスが、小技を絡めた攻撃で得点を積み重ね、7回6−1で勝利してベスト8に名乗りを上げた。

 

初回の攻撃で一死からキャプテン八木大地が二塁打で出塁するも、3、4番が連続三振に倒れてチャンスを潰すと、その裏、先発の小杉太生が大乱調。先頭バッターに内野エラーで出塁を許すと、制球が定まらなくなって二連続四球、あっという間に無死満塁のピンチを作ってしまう。

 

この大ピンチに八木大地がリリーフのマウンドに上がるが、スクイズを決められ、さらに内野のミスで一塁もセーフとなってしまい、なおも満塁のピンチが続く。さらに相手チームはスクイズを仕掛けて来たが空振り、しかし、三本間の連携が悪く、挟殺プレーを完成できず、せっかくのアウトを取り損ねてしまう。

 

普通ならば、二度も続けて味方に足を引っ張られ、マウンドで気落ちしてしまう場面だが、この日の八木大地は、かえって味方の不甲斐ないプレーに、負けん気の火が付いたのか、ここから阿修羅のような働きを見せる。まずはスクイズを失敗したバッターを空振り三振に打ち取ると、続く二人のバッターにも、バットに空を切らせて三者連続三振で1失点で切りに抜ける。まさにマウンドに仁王立ちする働きで、チームのピンチを救った。

 

キャプテン八木大地の勝利への執念を見て、燃えない訳には行かない東陽フェニックス打線は、3回表に二死から土屋翔真がエラーで出塁すると、八木大地、勝原大進の連続ヒットで同点に追いつくと、4回表には相手ミスも絡んで2点を挙げて逆転に成功する。その間、マウンドで八木大地が踏ん張るも、4回裏に筋肉痛を起こし、5回裏からは再び小杉太生がマウンドに上がると、初回の反省を生かして制球重視のピッチングを展開して、3イニングを三人ずつで片づける好投を見せた。

 

ピッチャーがテンポ良く投げると、攻撃にもリズムが生まれて来るもの。試合終盤にもリリーフ投手を攻めて、着実に追加点を挙げた東陽フェニックスが、7回6−1で勝利して準々決勝に駒を進めることができた。

 

この試合、ヤマは1回の攻防に尽きるが、何と言ってもキャプテン八木大地の獅子奮迅の働きが光った。もし初回に大量失点をしてしまったら、まったく違う展開になったかもしれなかったが、八木大地の魂のこもったピッチングでピンチを救うだけでなく、浮足立っていたチームの状態をクールダウンさせたことが大きかった。まさに、先頭を行くリーダーの働きといえよう。

 

しっかりとした軸、大黒柱を持ったチームは強い。少しずつだが、理想の野球にまた一歩近づいたことを実感する試合となった。

 

下手は下手なりに、泥臭く粘り強く一生懸命にプレーする。

 

頑張れ、東陽フェニックス!

 

 

この日の試合は朝8時と早朝の試合となった。前日は通常授業だったため、

練習なしで臨んだが、日ごろの準備の有無が問われる試合となった。

朝から爽やかに晴れ上がり、絶好の野球日和となった。

ベスト8進出をかけて、前年度の新人戦でベスト4に入ったシードチームの

強豪深川ホークスと激突だ。

1回裏の無死満塁のピンチにマウンドに上がったキャプテン八木大地(南砂小6年)。

火の粉を振り払いながらチームの先頭を行く、リーダーらしい働きを見せた。

勝原大進(南砂小6年)は、この試合、2安打を放って復活をアピール。

打つべきバッターが打つと、チームも盛り上がる。

野球は失敗のスポーツだ。山岸奏斗(南砂小6年)には、そこを理解して

プレーして欲しい。立ち直り、切り替えの速さが大事なのだ。

最終回となった7回表に、相手のエラーとなったが、菅谷大翔(南砂小6年)の

当たりで2点を追加した。バッターは当たりは良くないものの、得点につながる

バッティングができると気分が変わる。次の試合が楽しみだ。

尾崎隆之介(南砂小6年)は、1回裏からセカンドからショートに

守備位置が変ったが、堅実な守備を見せてくれた。

戦況を見守るベンチの選手たち。感じたことをグラウンドの選手たちに

伝えよう。

トップバッターの土屋翔真(南砂小6年)は、3回表の同点、7回表の

追加点の起点を作った。

相手先発投手は、緩急を交えたピッチングで、試合序盤に東陽フェニックス打線を

苦しめた。

ライトの平川空汰(東陽小6年)は内野に声をかける。守備力も向上して、

アピールポイントが増えて来た。

門内秀悟(南陽小6年)は、レフトからセカンドに守備位置が変わり、

セカンドで好守備を見せた。また、4回表の逆転劇では粘りに粘って

四球を選んで、つなぎの役目を果たして貢献した。

1回裏こそ一つのエラーで豹変してしまった小杉太生(明治小6年)だったが、

八木大地の炎のピッチングを見て感じるものがあったのか、今度は筋肉痛で

無念の降板をした八木大地の後を受けて、3イニングをほぼ完璧に抑えた。

10番の重み、意味合い。責任を背負ってプレーする重要さ。そして

責任を果たした時の満足感、そんなことを八木大地には経験して欲しい。

激闘を制してベスト8進出を決めることができた。この1勝は思い出深い

勝利の一つとなりそうだ。この勢いを大事にしたいと思う。

ベスト8が出揃い、明日は準々決勝、相手は東王ジュニアだ。一つ一つの

プレーを大事にして試合を楽しもう。

 

 

 

2017.04.30 Sunday 23:06 | comments(0) | - | 
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