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東陽フェニックスAチーム、江東区民大会二回戦ビッグフォージュニア

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東陽フェニックスAチーム、江東区民大会二回戦ビッグフォージュニア!

 

4月29日(日)の12時から夢の島6面で第72回江東区民大会二回戦が行われ、東陽フェニックスはビッグフォージュニアと対戦、取ったり取られたりの熱戦を繰り広げ、最終回となった5回裏に5点差を跳ね返した東陽フェニックスが、13対14で壮絶な乱打戦を制して三回戦進出を果たした。

 

両チームで21本の安打が乱れ飛び、5回で2時間を超える激闘を制したのは、東陽フェニックスだった。

 

この試合、後攻の東陽フェニックスは、先発の市川龍惺が簡単に三者凡退でビッグフォー打線を退けると、その裏、一死から佐藤優太がヒットで出塁、続く吉田慎作が右中間へ二塁打を放って先取点を挙げ、続く市川龍惺が左中間へ2点ホームランを放って合計3点を奪って東陽フェニックスが有利する展開。

 

しかし、2回表に先頭バッターにヒット許すと内野エラーも絡んで1点を失う。その裏には長谷川太一が四球で出塁して相手ミスで1点を奪い、4対1とまたも3点差に引き戻すが、3回表には、市川龍惺のピッチングが単調になったところを狙われて4安打を集中され一挙3点を失って同点とされてしまう。なかなか流れをつかめない試合となった。

 

4回表にも一死から死球と内野エラーで二三塁とされ、上位打線に返ったところで佐俣快成にスイッチ。しかし、二球目を相手1番にスクイズされて逆転を許すと、暴投、ヒット、四球、外野のエラーで、結局4点を奪われて4対8と大きくリードをされてしまう。しかし、その裏、今度は治田和、平川美月、長谷川太一の下位打線が、四球、バントで必死につないで上位打線に回し、それに応えた上位打線が4点を返して、再び8対8の同点に追いつくことができた。

 

ここで試合が落ち着くかと思われたが、最終回となった5回に大波乱が待っていた。

 

5回表、同点のマウンドに上がった佐俣快成だったが、下位打線相手に味方のエラーが続き、一死二三塁のピンチを背負うと、9番バッターにタイムリーヒットを浴び、さらに上位に返ってスクイズを決められると四球で二三塁と攻め立てられた場面で、3番バッターを迎え、渾身の投球で立ち向かうも、センターオーバーの3点をホームランを喫し、再び8対13とリードを広げられてしまう。

 

時間的にも最終回となる5回裏の攻撃、しかも5点差、見ている誰もが負けを覚悟したが、選手たちはあきらめない。

 

先頭の6番土田夏輝が3球目を叩いてセンターオーバーの二塁打を放って反撃ののろしを上げると、続く治田和がバントで相手のミスを誘い、その間に土田夏輝がホームに還ってまず1点。無死二塁で、次バッターの平川美月は粘り粘った末に三振に倒れるも、消耗したピッチャーに、長谷川太一がバントで揺さぶりをかけ、自身も盗塁を決めて二三塁とチャンスを広げると、1番の佐俣快成はストレートの四球を選んで満塁と攻め立てる。

 

ここで、5回の表に痛恨のエラーで悔しい思いをしたキャプテン佐藤優太がバッターボックスに入る。相手チームも速球派のピッチャーをマウンドに送り込んで逃げ切りを図る。

 

ストライク、ファウル、ファウルで粘ると4球目が暴投となり、三塁走者の治田和が還って2点目を返し、なおも二三塁とチャンスが続く。ここで甘く入った5球目のボールを佐藤優太が強振、打球ははるかセンターの頭を超えて、5面のマウンド付近まで飛んだかと思われる大飛球、もちろん佐藤優太も悠々とホームを踏んで同点の3点ホームランとなった。

 

同点ホームランに相手ピッチャーが動揺したのか、吉田慎作が粘って四球を選び、市川龍惺はストレートの四球で出塁し、続く山岸優斗のセカンドゴロで二死二三塁のサヨナラとチャンスを広げる。しかし、ここで決めないと、また試合がもつれそうな雰囲気だが、打順がこの回の先頭バッターの土田夏輝。

 

緊張する場面で必殺のセーフティバントを敢行、しかし打球はピッチャー前へのゆるいゴロ。勢い良く飛び出したピッチャーが好捕し、このセーフティバントを見てロケットスタートした三塁走者の吉田慎作がホームに突っ込むのを見たピッチャーが判断良くホームでタッチアウトを試みるも、吉田慎作の猛スライディングでグラブからボールがこぼれ、審判の手は大きく広げられてセーフの判定だ。吉田慎作がサヨナラのホームを奪い取って、2時間を超える激闘を制した瞬間となった。

 

「野球はシナリオのないドラマ」だ。

 

野球は本当に面白い、審判のゲームセットの声を聞くまで何が起こるか分からず、一球一球のやり取りを固唾を飲んで見守る野球の原点を、改めて感じさせてくれた。そして、東陽フェニックスの選手たちの伸びしろの大きさを、この試合で示してくれたたことが、何よりも嬉しいことだった。

 

ここで安心してはいけない。好ゲームを戦って、敗れたチームのためにも、さらに上をめざして行こう。

 

頑張れ、東陽フェニックス!

 

試合前に先発メンバーを読み上げるキャプテン佐藤優太(四砂小6年)。

グラウンドに飛び出したくてウズウズしている東陽フェニックスの選手たち。

この時に、誰が大激闘を予想できただろうか。

マウンドに集まって心を一つにする選手たち。

キャプテン佐藤優太は、出入りの激しいプレーとなったが、最終回の同点ホームランは

見事の一言。野球は失敗スポーツ、たとえエラーしても、試合の中で取り返せる、

ということを証明してくれた。

恐怖の下位打線トリオの一角をなす平川美月(四砂小5年)は、スイングも早くなり、

バントも上達して来た。

下位打線トリオのメンバーの治田和(四砂小6年)。この試合でも四球、内野エラーで

出塁し、しっかりと2得点を挙げた。

下位打線トリオで9番を任されている長谷川太一(四砂小6年)は、野球を始めた時期は

遅かったものの、俊足を生かして出塁、トップにつなぐ役目を果たしている。

吉田慎作(四砂小6年)は、この試合でも2安打を放ち好調さをアピールした。

トップバッターの佐俣快成(南砂小6年)は、バッターとしてだけでなく、

この試合でも、乱れた流れに無理に逆らわず、粘り強く投げ切った。投げやりに

決してならない姿勢が素晴らしい。

初回ホームランを放って三塁を回る市川龍惺(四砂小6年)。

そうなのだ、何度の言うがリラックス、平常心なのだ。しかし、これが難しい。

市川龍惺は、バッティングの好調さをピッチングにもつなげられるかと思われたが、

この日も、マウンドを佐俣快成に譲ることとなった。マウンドにかける吉田慎作、こんな

こともできるようになったんだね、これも素晴らしい。

控えの選手も一体になって応援するチームは強い。

この試合もマスクをかぶったのは5年生の山岸優斗(北砂小5年)。

沢山経験して来年に生かして欲しい。

土田夏輝(四砂小5年)の良いところは、緊張する場面でも大胆なプレーができること。

大胆と無謀は紙一重だが、「考える」ということが前提にある大胆さを磨いてほしいのだ。

同点ホームランを放ってホームインする佐藤優太を出迎えに、思わずベンチを

飛び出す治田和。治田和が醸し出す雰囲気でチームは和み、奮起するのだ。

サヨナラのホームを奪い取った吉田慎作に抱きつく治田和。ムードメーカーとして、

チームを引っ張ってくれている。野球は多様な選手の集まりでカラーを作れるから

面白い、その醍醐味を選手たちには知って欲しい。

エールの交換でお互いの健闘をたたえ合う。相手があってこその好ゲーム、

敗者への感謝も決して忘れてはならい。

またもハラハラドキドキの試合を展開したが、これも野球、ご父母の皆さまも楽しんでください。

激闘の後を物語るスコアボード。

 

 

2018.05.14 Monday 15:45 | comments(0) | - | 
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